2013年8月20日火曜日

DIRTY HANDZ Tee Trip Tour 〜女川編〜

DIRTY HANDZは2013年8月17日(土)、
宮城県女川町にある「きぼうのかね商店街」へ行き、
一日限りの「きぼうのかね美術館」にボランティアで参加してきました。
地元の方やボランティアの方々ととても楽しい一日を過ごすことが出来ました。

この商店街は、津波で廃校になった女川高校のグランドに建てられていました。

 きぼうのかねは、商店街の一番奥に祀られています。

 今日は一日限りの美術館です!
様々なアート作品がたくさん展示されていました。
 きぼうのかね商店街の駐車場は広々でした。

 こんな感じで木造のお店が立ち並んでいます。
プレハブと違って温かみのある仮設商店街でした!

 自然の枝や葉っぱを利用したリースが、
お店の壁を飾っています!
 地元の小学生が描いた絵も飾られていました。

 いよいよ開会式が始まります。
商店街にお知らせの放送が流れました。

地元の方、旅行者、海外から来たアーティスト、そしてボランティアさん、
多くの人たちが広場に集まって開会式が行われました!

 商工会や商店主に地元の小学生らが、
猛暑の中お囃子と獅子舞を披露してくれました。

獅子舞は正に暑さとの戦いだったと思います。
特に外国の方は興味津々で、カメラのシャッターを切りまくっていました!

 ✱

展示されていたアート作品をぜひ御覧ください。
みんな素晴らしい作品ばかりでした!

 
 
 
 
 
このコーナーでは絵を描いた布地が日除けになっていて、
とても居心地の良い空間になっていました。


当日はいろんなワークショップが開催されていました。


その中のひとつとしてDIRTY HANDZも
ライブプリントのワークショップを行いました。

風に舞うDIRTY HANDZのTシャツ

お客様にライブプリントのやり方を説明しています。

デザインが決まったようなので、
プリントの色と刷り方を打ち合わせ中です。

シルクプリントを初めて見る人が殆どだったので、
丁寧に説明することがとても大事でした!
Tシャツが派手なのは、たくさんプリントを練習したからです。(笑)

プリントを始めると、だんだんと人が集まってきました。
女川の方たちは、好奇心旺盛な人が多いようです!

今日の健太郎は、首から下げたタオルを外せません。
ヤバイぐらいの暑さでした!

イニシャルを家族全員(3人)でプリントしてくれた方がいました!
最初にお父さんがTシャツにプリントしてくれて、
それをお父さんがとても気に入ってくれて、
すぐに娘さんと奥さんを呼びに行って
それでみんなのTシャツを作ってくれました。
そしてお揃いでそれぞれのイニシャルを腰のあたりにプリントして
Tシャツは完成しました!
被災地で暮らす家族の絆の強さを感じた出来事でした。

ライブシルクプリント!
皆さん興味津々です!

この子もTシャツをお母さんに作ってもらいましたよ!

迷彩にグラデーション!
そして奥には現在進化中の健太郎です!
絵は涼しそうに見えますが、実はかなり暑かったです!

女川でも一番人気は、やっぱりレインボープリントでした!

盛況につき、急遽整理券を配ることにしました!

健太郎の背中にあったこのデザイン、この配色が人気でした!

お母さんと娘さんがデザインを選択中!
結構好みが異なるようでした!(笑)

今回は子供たちが沢山見に来てくれました!

当日は朝から仙台に住む義弟のジェイソンが手伝いに来てくれて、
写真撮影もプリントの補佐もやってくれました。
感謝感激です!

この女の子は何度もDIRTY HANDZのブースを訪れてくれました!
順番が来るまで時間が掛かってしまってごめんね!

持ち込みボディにプリントの兄弟です。
ライトカラーのタイダイボディーにライブプリント!
これはかなり相性が良くって、
その出来栄えに子どもたちも大喜びでした!

 通路はキャンバスとして子どもたちに開放されていました。
 

そして被災された方たちの想いが色紙に書かれ、展示されていました。

今回ボランティアでお手伝いに来ていた地元のオバサンたちと
僕らは仲良くなったのですが、
 帰りがけに掛けられた言葉が特に印象に残っています。

「また来てね!今日は楽しかったけど、
帰ってしまうとまた寂しくなってしまうから、
絶対また来てね!
あんた達のこと宣伝しておくからさ〜!」

一緒になって笑っていると忘れてしまいがちですが、
まだまだ女川は復興が始まったばかりなんですね。

出来る事ならうんと仕事がんばって、
また来られるようにしたいと思った女川での
ライブプリント・ワークショップでした。