さて今日は『木をつくろう!』ワークショップの後編をレポートします。
先ずは寺子屋の外に出て、高橋先生の説明をみんなで聞きました。
天気も最高です!
『木をつくろう』の工作で最初に行ったのは、
木の幹の表面を色鉛筆を使って紙に写しとる
「木拓」というものにチャレンジしました!
最初に高橋先生が、そのやり方を伝授しています。
外に出たせいか、教室の中にいた時よりも子供たちの目の輝きが増し、
活き活きとして、そして真剣に話を聞いています。
さあ、今度は自分たちがやる番ですよー!
最年少参加者のタケルくんも頑張っていました〜。
桜の木はゴツゴツしていて、採取にちょっとだけ苦労していましたが、上手く出来ました。
自然の中で遊ぶときは、大人も童心に帰るもので、
子どもたちと一緒になって楽しんでいました!
✱
採取が終わったところで、
アルファクラフトの新谷さんから参加者にサプライズがありました。
この世田谷観音には、多羅葉樹の木というのがあり、
この木の葉っぱは、まだ紙が出来る前の時代に、
葉書の代わりとして使われていたそうで、
葉書という名前の由来にもなった木だそうです。
新谷さんはこの多羅葉樹の葉っぱを子供たち全員に渡し、
実際にお手紙を書いてみようと話していました。
子供たちはもちろん、お父さんやお母さんも興味津々といった
素敵なサプライズになりました。
世田谷観音の太田住職さんも脇に控えてくれていて、
このあと手に持った高枝切りバサミを使って、
子供たちのために葉っぱを採ってくれました。
子供たちに葉っぱを配っている新谷さん。
✱
さて、木拓が終わるとみんなで落ち葉を拾って教室にもどり、
次の作業に入りました。
次は拾ってきた葉っぱを紙の下に入れ、
色鉛筆でなぞって葉っぱを紙に写し取る「葉拓」にチャレンジです!
高橋先生から「みなさ〜ん、葉っぱは15枚作ってね〜!」
と呼びかけがあり、「え〜、それはたいへ〜ん!」
急にみんなのペースが上がり始めました。 (笑)
15枚はなかなか大変な枚数ですが、
みなさん、やればやるだけ上手になっていましたッ!
そして次はその写しとった葉っぱを手でちぎっていきます。
先ほど外で採ってきた「木拓」も、同じく縦にちぎっていきます。
萌優ちゃんの付き添いできた祖母の山岸さんは、
当日に参加を決めてくださりましたが、
とても楽しそうに工作をして頂きました。
ちぎった木拓の部分が幹になり、その上半分をちぎり、
枝の部分をつくっていきます。
そして次にその上に葉拓した葉っぱを貼っていきます。
みなさんそれぞれ個性的で面白いですよ!
色も様々、形も様々、そして貼り方も様々!
そうやってみなさんそれぞれの作品が出来上がりました!
それでは参加者の作品と笑顔をご紹介しますね!
どうぞーーー!!!!!!!!!!!!!
いかがでしたでしょうか!?
終了の時間が30分ほど押してしまい、
迎えに来たお母さんをお待たせしてしまいましたが、
そんなお母さんから、こんなコメントが!
「子供がワークショップに行っている間に買い物を済ませてきましたが、
こんなに愉しいワークショップなら買い物になんか行かずに参加すれば良かった!」
何よりも嬉しい言葉でした!
来年はぜひお子さんと一緒に参加してくださいね!
最後に参加者全員で記念写真を撮り、無事終了いたしました!
ピース!!
みなさん、ありがとうございました!
そして最後まで読んで頂きありがとうございました。